現代の犠牲者

頻繁に更新してたのに、ある日を境にパッタリ止まってるサイトって
「このサイトの中の人・・・生きてるかな・・・」とか心配してしまうから困る。

かなり前に日参していた、高齢な管理人さんの運営するサイトに久々に行ってみたんだ。
そしたら、必ず５日置きに更新されてた日記が止まってる。パッタリと、３ヶ月くらい。

まあ、そうなったら、気になるじゃない。他の人の最後の日記はどんな内容なんだろう、ってさ。

見てみたら、予想はしていたことだけど、平凡な内容で突然ブツ切れるってのがやっぱり多い。まぁ、そりゃ当然といえば当然だわな。「これから忙しくなるから更新できないかも」なんていうのもちらほら。ううん、この言葉が最後だとなんだか安心だなぁ。なんて思ったりして。

しかしなんというか、、鬱系、というか、精神病系、というか・・そういう系統の日記、blogを巡り始めるともうなんかすごい空気。一気に重々しい。

「自殺未遂しました。夫に見つかって失敗しました」
「もう生きる気力がありません」

・・・・・皆さんこんな言葉を残して数ヶ月、いや数年更新が無かったりするから、困る。
・・一人くらい死んでるんじゃね・・？マジ。自殺者３万人の時代だし、おかしくない。

で、そんなジャンルで友達（だと思ってた人）の日記を見つけてしまった私はどうすればよいのでせうか。

なんか文体が似てると思ったんだ。そしたらやっぱりそうだった。どう見ても私の同級生。当時からちょっとおかしいな、とは思っていたのだが、まさかここまでとは思わなんだ。恐縮ながら内容を読ませて頂いたが、なんか色々凄かった。あそこに書かれてることが本当だとしたら、少なくとも３回は自殺未遂あるっぽい？

そして、ほぼ毎日更新されていたその日記はもはや２年半も書き込まれていない。
最後の日記も暗い内容。
メール送ってみたらメアド変わってた。

しかしこういう問題抱えている人って、外から見ても普通過ぎて分からないんだよなぁ。
時には、むしろそういう事と無縁な様に見える事もあるし、
相談してくれりゃあいいのに、って思うけど、やっぱり無理なんだろうなあ。
自分に置き換えても、やっぱり無理だもの。

中途半端な同情なら、しない方がいいのかな。
そもそもこの気持ちは同情なのだろうか。古くも私の中に残った友情なのだろうか。

そもそも当時頼られなかった私は友達のカテゴリーに入っていたのだろうか？
当時の私がもっとしっかりしていれば、相談くらいはしてくれた？

自分の気持ちすら自分で分からないままに、ブログに中途半端な心境を載せている私は最低なのじゃなかろうか。

答えの出ない疑問ばかりが頭を巡る、そんな夜なのでありました。